2013年7月11日木曜日

マイアミの移動手段


旅行など短期滞在を前提に、知っている範囲でマイアミでの移動手段を挙げてみました。主にサウス・ビーチを起点にしています。(※2013年夏現在)
※公共交通は、経済的事情などで車を持てない人の足、という側面があります。綺麗な服装では乗れない感じ。観光客然としてるのも良くないでしょう。また早朝・深夜・週末・休日は避けるべきかと思います。
追記:2013年10月にエアポート・フライヤー、メトロバス、メトロレールの料金が改定されました(2013年10月)

こういう車もたまに見かけます



空港のレンタカーセンター

基本的に車社会です。マイアミ国際空港にレンタカーセンター(バゲージクレームエリアから動く歩道やモノレールを経て15分くらいかかる)があります。2012年に一部地域でカーシェアリングサービス「Car2Go」が始まりましたが、短期滞在で利用可能かは不明。

Car2Go

タクシー
マイアミのタクシーは黄色です


料金
初乗り:3.50ドル(2.50ドル + 燃料サーチャージ1.0ドル)+ チップ(15%〜)
空港と主要地間:固定料金 + 燃料サーチャージ1.0ドル + チップ(15%〜) + 大きい荷物1個あたり1ドル

メーター制。空港とマイアミ・ビーチ、コーラル・ゲーブルズなどの主要地域間は、固定料金です。空港ーマイアミ・ビーチ間は合計40ドルくらい。クレジットカードが使えるタクシーは滅多に見かけないので要現金。ドライバーはハイチ出身の人が多い。

空港ー主要地域間の料金表

TaxiFareFinder (タクシー運賃予測)
http://www.taxifarefinder.com/main.php?city=Miami

レンタル・スクーター
ヘルメットなしでOK

利用したことがないので詳細不明ですが、Vespaなどのレンタル店があるようです。ヘルメット着用は義務ではありません(気持ちよさそう!)。

路線バス (Metrobus)
これは空港ーマイアミ・ビーチ間のMetrobus150番(別名Airport Flyer)


通常の路線バス
料金:2.0ドル  2.25ドル(お釣り出ません)
ルート:いろいろありますが、103番(別名Route C)、119番(別名Route S)は、ダウンタウンのベイサイド・マーケット・プレイスとマイアミ・ビーチを通るので、観光客の利用も多いと思われます。
路線図 (Route C): http://www.miamidade.gov/transit/library/routes/103.pdf
路線図 (Route S): http://www.miamidade.gov/transit/library/routes/119.pdf

小型バス 123番(別名South Beach Local)
料金:25セント(お釣り出ません。要小銭)
ルート:観光地サウス・ビーチ内

空港バス 150番 (別名 Aiport Flyer)
料金:2.35ドル 2.65ドル(お釣り出ません。要小銭)
ルート:マイアミ国際空港 ー マイアミ・ビーチ

空港バス乗車体験については下記をご参照ください。
空港バス「Airport Flyer」空港→マイアミ・ビーチ(2013年5月7日) 
空港バス「Airport Flyer」マイアミ・ビーチ→空港(2013年4月22日) 


マイアミ・ビーチを通らない路線は未体験なので、治安など詳細不明。
123番(South Beach Local)停留所

バスは時間が不規則なのがネックです。また、車内に電光掲示板があるものの、次の停留所が表示される訳ではなく、アナウンスも主要停留所以外はしないのでちょっと分かりにくい(路線図も分かりにくい…)。ドライバーの近くに陣取って、○○まで行きたい、と予め知らせておくのが良いかも。

バスの一番前の席は、公民権運動のきっかけを作ったローザ・パークスに捧げられています(座れます)。バス前部の席はお年寄りやハンディキャップのある人の優先席です。
ローザ・パークスに捧げられた席


メトロムーバー (Metromover)
マイアミ・デード・カレッジ脇を走るメトロムーバー

料金:無料
ルート:Inner Loop、OMNI Loop、Brickel Loop の3路線

ダウンタウンとブリッケルを走る無人交通システム。東京・お台場のゆりかもめのような乗物です。一方向にだけ進むループ式。高いところを通るので眺めが良いです。OMNI駅はAdrienne Arsht Center駅に名前が変わっていますが、車内路線図では昔の名前のまま。平日の日中は学生、観光客、ビジネスパーソンなど様々な人が利用しています。無料なのでホームレスと同乗することもしばしば。Third Street駅周辺は雰囲気が悪そうでした。

メトロムーバーはマイアミ国際空港のターミナル間を往来する「MIAムーバー」(当初の呼称はピープルムーバー)と同じ交通システムなのですが、空港にあるのは住友商事が受注したそうです。住友商事はこういう事業もやってるんですね。「99年11月の落札後、チームは予定されていた04年6月の完成に向け、着々と体制を整えていった。ところが北ターミナル建設の遅れにより、7年も着工を待たされてしまった」のだそうです。7年て…。

マイアミ国際空港ピープルムーバー|住友商事


トロリー(Trolley)
ダウンタウンを走るトロリー(Biscayneルート)


料金:無料
ルート:ダウンタウンとコーラル・ゲーブルズを走っています(両路線は繋がっていません)

ダウンタウンに5路線、うち利用しやすいと思われるのはBiscayneルートとBrickellルート。

コーラル・ゲーブルズは1路線(注:コーラル・ゲーブルズのトロリーは週末は運行していません)。
Coral Gables Trolley 路線図

ダウンタウン周辺と、コーラル・ゲーブルズ周辺を走るトロリーは、通勤渋滞緩和目的で開設されました。外見も内装もレトロです。停留所で待っている人がいない場合、素通りしてしまうようなので、降りたい場所をドライバーに知らせておくのが良いでしょう。
Brickell ルートのトロリー

ダウンタウンを走る路線は、以前はダウンタウンとブリッケルをつないでいましたが、2013年5月、ミッドタウン(住宅・商業施設コンプレックス)方面路線の新設にともない、ミッドタウン方面の「ビスケーン(Biscayne)ルート」とブリッケル方面の「ブリッケル(Brickell)ルート」に分割されました。また、日曜も運行するようになりました。

Biscayneルートに乗れば、ストリートアートやギャラリーが集中するウィンウッド地区(Wynwood)、高級ブティックが集まるデザイン・ディストリクト(Design Destrict)にも行かれそうですが、はたして治安はどんなものか?(未体験
→2013年7月乗車。よろしければ「トロリー新路線でミッドタウン/デザイン・ディストリクトへ」をご参照ください。
トロリー内部

メジャーリーグのマイアミ・マーリンズの試合がある日はマーリンズ・ボールパーク方面へ臨時トロリーが出るそうですが、スタジアム周辺は怖そうな感じ。2013年9月には新しくCoral Wayルートを開設予定だそうです。ブリッケルとコーラル・ゲーブルズがつながるようです。

ダウンタウン近くにはこのほかAllapattah、Overtown、Health Districtをつなぐルートがありますが、AllapattahもOvertownも雰囲気が怖そうですし観光地ではないので、乗る必要はないと思います。

コーラル・ゲーブルズのトロリーは、ポンセ・デ・レオン通り(Ponce de Leon Boulevard) に沿ってメトロレールのDouglas Road駅と、South West 8th Streetの間を走っています。ショッピング通りのミラクル・マイル(Miracle Mile)、高級めのショッピングモール「ビレッジ・オブ・メリック・パーク(Village of Merrick Park) などに行くことができます。

参考までに、私の乗車体験:
平日の昼に利用。ダウンタウンOMNIバスターミナルからブリッケルのShops at Mary Brickell間、利用者は少ないですが危ない感じはしませんでした。コーラル・ゲーブルズのDouglas Road駅 からMiracle Mileの間、利用者も多く安全そうでした。ほかの地域、時間帯は未体験。


メトロレール(Metrorail、高架鉄道)
メトロレールDouglas Road駅

料金:2.0ドル 2.25ドル (現金受け付けません。要プリペイドカード)
ルート:Green Lineと、空港行きのOrange Line

ダウンタウンを中心に南北をつなぐ電車。現金受け付けないので、非接触型プリペイドカード「イージー・カード(Easy Card)」で乗ります。元からある路線はグリーン・ライン(Green Line)、2012年に空港につながるオレンジ・ライン(Orange Line)が開通しました。Orange Lineは構想から実現まで30年かかったとか…。2013年6月マイアミ・ヒート優勝争いの時期に、会場周辺は交通規制があったため、史上最高の乗車人数を記録したそうです。

Easy Cardは駅にある券売機で購入します。乗り降りともに改札でカードをかざします。バスでも利用可能。短期滞在者向けの有効期限が短い紙製カードもありますが、使ったことがありません。利用者にはメリットがない気がします。
Easy Card

参考までに、私の乗車体験:
2013年6月、平日の午前にGovernment Center駅→Douglas Road駅 (コーラル・ゲーブルズ最寄り駅)、夕方にDouglas Road駅→Government Center駅。夏休みということもあってか乗客は少なめ、アジア人は私ひとりで、浮いてました。帰路では、一日の労働で疲労したのか、乗客達は押し黙って、何か暗い雰囲気でした…。同じ車両にいた観光客らしきカップルもやや緊張の面持ちでした。

逆方面、つまり朝方に南からBrickell、Government Center 方面行きに乗る、夕方に北のBrickell、Government Centerから南方面行きに乗る場合は、役所や金融街の通勤者と一緒になるので、雰囲気が違うと思われます。マイアミ大学およびマイアミ・デード・カレッジの通学に使える路線なので、学生がいる時期は、もう少し賑やかかもしれません。
メトロレールGovernment Center駅

メトロムーバーに接続するGovernment Centerより北は、行ったことがないのでなんとも言えませんが、貧困地区も通りますので、治安を考えると行かないほうが良さそうです。空港駅 (Miami International Airport) は北の方にあるので、微妙な気がします。

↓こちらのサイトに、メトロレールのMiami International Airport駅の写真多数あります
南フロリダ観光ブログ 口コミ情報 マイアミ メトロ・レイル


デコ・バイク (Deco Bike、シェアバイク)
Deco Bike

料金:30分4ドルから
ステーションマップ:http://www.decobike.com/map-location


マイアミ・ビーチ市内で展開している貸し自転車(シェアバイク)。料金はバスより高いのですが、天気がよく地形が平坦なマイアミに向いている乗物です。創業者はパリとバルセロナのシェアバイクに触発されて開業したそうです。近い将来、ダウンタウンでも展開するという話です。
この機械にカードを通す

サウス・ビーチには貸出し兼返却用ステーションがたくさんあります。島の東西を横切るのに便利。月極会員と都度利用があり、都度利用の場合はクレジットカードで借ります(ステーションにある機械にカードを差す)。借りた時間内(例:30分以内)に、どこかのステーションに返却すればOKというシステム。車道を走るのが原則。

Deco Bike公式サイト

↓こちらのサイトに詳しく書いてあります。
南フロリダ観光ブログ 口コミ情報 マイアミ・ビーチで自転車レンタル

観光バス

料金:1日券 35〜40ドルくらい
ルート:マイアミ・ビーチ、ダウンタウン、ココナッツ・グローブ、コーラル・ゲーブルズ、リトル・ハバナを周る

利用したことがないのですが、2階がオープンになっているダブルデッカー。効率よく回りたいときに便利だと思われます。特にココナッツ・グローブとリトル・ハバナは公共交通では行きにくい。複数社あるようですがルートはほぼ同じ。値段もほぼ同じ。談合でもしてるんでしょうか。グルーポンで割引券が出ることもあるそうです。Duck Toursは水陸両用車で、海に出られます。


Big Bus Tours
http://www.bigbustours.com/eng/miami/custompage.aspx?id=miami_sightseeing_tour&gclid= 
Gray Line Miami Tours
City Sight Seeing Miami
Duck Tours

水上タクシー (Water Taxi)
Water Taxi


料金:片道12ドル、往復券20ドル
ルート:Bay Side Market Place - Miami Beach Marina
Water Taxi Miami 運行時間表&ルートマップ:http://www.watertaximiami.com/schedule_rates.html

ダウンタウンのBay Side Market Placeとマイアミ・ビーチのMiami Beach Marinaを結ぶ船。タクシーといいつつ本数が少なく、値段も安い訳ではないので、ニューヨークやボストンの通勤フェリーのような実用的なものではなく、観光向けです。セレブの豪邸周辺を巡る遊覧船より安い。予約のみのルートもいくつかあります。

ダウンタウン→マイアミ・ビーチの片道を利用したことがありますが、港やフィッシャー・アイランド(Fischer Island。住人と招待者のみ上陸できる)、海から眺める高層ビル街、ボート遊びをする人々など、陸路とは違う景色を楽しめました。


レンタル・セグウェイ(Segway)
セグウェイは歩道を走って良いみたいです

これも利用したことがないのですが、ビーチ周辺で乗っている人をよく見かけるので、人気があるようです。マイアミ・ビーチのオーシャン・ドライブ(Ocean Drive)近辺にレンタル店があるようです。

シャトル(Shuttle)

空港と主要地域の間には有料シャトルが出ています。(未体験)
空港シャトル料金表
また、マイアミ・ビーチとの間にシャトルを走らせているショッピング・モールがあります。下記リンクのショッピング・モールの部分ご参照ください。
「天気が悪いときはどうするか」(2013年7月2日)


↓空港アクセスについてはこちらのサイトに簡潔にまとまっています。が、Airport Flyerに関しては2012年4月現在の情報で、その後鉄道駅が新設されたことにより、バスの乗降場所が変わっています。MIAムーバーに乗る手間が増えました。
マイアミ空港アクセス|アップルワールド

関連エントリー:
Directory(交通関連のリンクをまとめました)
http://bunkakeimiami.blogspot.com/p/201311-wikipedia-httpja.html
トロリー新路線でミッドタウン/デザイン・ディストリクトへ(2013年8月23日)
http://bunkakeimiami.blogspot.com/2013/08/blog-post_23.html
天気が悪いときはどうするか(2013年7月2日)
駐車場不足のブリッケルと公共交通(2013年6月17日)
空港バス「Airport Flyer」空港→マイアミ・ビーチ(2013年5月7日) 
空港バス「Airport Flyer」マイアミ・ビーチ→空港(2013年4月22日) 

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